インタビュー|くば小児歯科|福岡市西区の歯医者さん 小児矯正へも対応

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お子さん方のむし歯は減りましたが、不正咬合は増えていると感じます

私は地元の小学校と保育園で歯科健診に携わっております。お子さん方の歯を見ていると、むし歯は減ってきているものの、歯並びや噛み合わせの問題は増えていると感じています。お子さんにむし歯が見当たらなくても、矯正の相談をするために、当院へお越しください。

痛みの少ない治療をすることが、私のモットーです

お子さんの「痛い」「苦しい」がなるべく少ない歯科診療にしたいと考えています。麻酔が必要な場合は、全員に歯ぐきの表面麻酔をして、それから細い針で注射します。麻酔注射自体が痛いということも、できるだけ避けるためです。

それでもやはり、わからないことをされると思ったら怖いですよね。治療を始める前には、お子さんにその予習と練習をしてもらいます。歯科治療の雰囲気に慣れたら、実際の処置を始めましょう。

なぜその治療を行うのか、保護者の方にも詳しくお伝えします

治療の説明・カウンセリングでは、保護者の方への情報提供にも力を入れています。お子さんのお口について、現状を詳しくお伝えするだけでなく、どのような治療を行うのか、その結果どう変わっていく見込みなのかもお話しする方針です。

保護者の方へのご説明に力を入れる理由は、なぜその治療を行うのか知ってほしいからです。たとえば乳歯を抜いた場合、ほうっておくと位置が動いてしまい、その下から生えようとしている永久歯の場所がなくなることが考えられます。すると歯並びが乱れ、噛み合わせが悪くなり、矯正が必要になります。

子ども専用の診療チェアから見える、天井画に注目してください

設備面でも、子ども向けの施設にすることにこだわりました。診療チェアは、子ども専用の特注品です。サイズが小さいことに加え、診療中にお子さんが動いてしまって危険な目に遭わないよう、スタッフが補助しやすいつくりになっています。

実はこの診療室は診療チェアに横たわって天井を見上げた時に見える、工夫があります。天井にはたくさんの動物が描かれていて、どれも大きくお口を開けているのです。お子さん方の不安な気持ちを和らげ、動物たちと同じようにお口を開けることに役立ったら良いなと思います。

大学病院での勤務を通し、お口の機能改善について学んできました

大学歯学部を卒業してから17年間、大学病院に勤務し、治療に携わりながら研究にも取り組んできました。そこで学んだ内容は、むし歯1本を治療するのではなく、お口全体やその機能に目を配るということです。口腔機能を悪くする要因が見つかれば、それを取り除く治療をします。こうした診療は、小児矯正にもつながっています。

こういったことを学んだ目的は、お子さん方が将来困らないようにしてあげたいからです。そこで、産婦人科などの医療機関とも連携し、より良い医療の実現に取り組んでいます。

これからは、望ましい歯並びの完成に向けて小児矯正を重視

むし歯に関して言えばお子さん方の状況は二極化していて、むし歯のない子どもが大半になっていると感じます。しかし歯並びや噛み合わせの問題は、よく目につくようになりました。だから、今後力を入れたい分野は小児矯正ですね。

それぞれの歯を矯正装置で動かすのではなく、成長につれて良い方向に向かうよう「ここを改善してあげれば」「スペースを広げれば」という感じで医療が手を加えるという考え方です。矯正治療は見た目だけではなく、将来の健康にもつながっていくんですよ。